大人の朗読会 By ヴァルザーと散歩仲間たち

7月27日(日)まちライブラリー初の朗読会を開催しました。

スイスの文学とアートの研究者チームの丁寧な解説で、ローベルト・ヴァルザー(1878–1956)の詩と散文、パウル・クレー(1879–1940)の絵画、まど・みちお(1909–2014)の詩を味わう会。地元の劇団関係者2名による素晴らしい朗読が、言葉が織りなす世界を皆で分かち合う面白さを教えてくれました。時代も国も異なる作品に、私たちは懐かしさや親しさを感じたり、うっとりしたり、はっと気付かされたり。作家の繊細な言葉を届ける翻訳者の仕事、画家の活動に新解釈を与える研究者の仕事を垣間見た貴重な夕べ。またいつか散歩の会を開きましょう。

左から、フレットさん、新本さん、若林さん、柿沼さん、石川さん

当日の作品リスト。引き続き、まちライブラリーの蔵書でお愉しみください

初めてヴァルザーを知る私たちに、作品の背景と人物像について丁寧に解説してくださいました

翌日同チームは絵本を携え、こども園を訪問。お子様たちとさらなるたのしい時を過ごした様子です。

「スモンスモン」の翻訳を手掛けた新本さんとフレットさんの読み聞かせは大好評

前へ
前へ

毎週土曜 10:30−12:30|まちライブラリーブックフェスタ・ジャパン2025 参加企画「自然の巡りに触れる 藁細工体験」 

次へ
次へ

家庭科の先生向け 藁細工ワークショップのご報告